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がんとビタミンD

ブラジル産自然露地栽培アガリクスにのみ大腸がん、乳がん、卵巣がんの発症リスクを抑える「ビタミンD」が豊富に含まれます。

参考数値 : 30.7ug(100g中) ブラジル産自然露地栽培アガリクス 

         0.9ug(100g中) 日本産ハウス栽培アガリクス 

        (日本食品分析センター調べ)

健康増進法に基づく「ビタミンD豊富」の基準 : 1.5ug(100g中)

 

【ビタミンDとがん】

ビタミンDは、前立腺がん、直腸がん、乳がんなど様々ながんにおいて、患者の予後に影響を与え、発症リスクの低下、死亡率の低下が見られるという報告があります。毎日25ugのビタミンD3(医薬品)を摂取すると、大腸がん、乳がん、卵巣がんなど特定のがんの発症リスクを最大50%まで下げられるといった報告もあります。

 

【インフルエンザとビタミンD】

東京慈恵医科大学チームによって6~15歳の子ども334名を対象にビタミンDサプリメント飲用試験が行われました。

ビタミンDを毎日30ug飲んでいた子どもは飲んでいなかった子どもに比べて、インフルエンザの発症率が42%も低く、また、たとえ感染しても症状が軽かったといった結果となりました。

 

【糖尿病とビタミンD】

ビタミンDが不足すると、免疫調整作用に異常をきたし、Ⅱ型糖尿病(食べ過ぎ、運動不足、肥満といった生活習慣が原因の糖尿病)の発症要因となります。血液中のビタミンD濃度が高い人は、低い人に比べてⅡ型糖尿病になるリスクが64%低いといった報告があります。

 

【ビタミンDのその他の効果】

「血液中のビタミンD濃度の高い人ほど長寿である」

「ビタミンDは脳の発育に関係し、欠乏するとうつ病になる」

「ビタミンDは発毛、育毛にも影響する」

「ビタミンDの摂取で寝たきりの原因となる転倒リスクが20%低くなる」

 

【ビタミンDの作用】

ビタミンDには腸管からのカルシウムやリンの吸収を促したり、腎臓での再吸収を促進する作用があります。ビタミンDが不足すると、カルシウムが骨にスムーズに沈着されず、骨がもろくなってしまいます。

骨の形成はカルシウムだけではできません、ビタミンDを一緒にとってはじめて行われます。ビタミンDが不足すると、子どもは「くる病」という背中が曲がる病気や「O脚・X脚」になりやすく、妊婦や授乳婦は骨がもろくなる「骨軟化症」のリスクが高くなります。

ほかにもビタミンDには、カルシウムの代謝をコントロールする働きもあります。血液中のカルシウム濃度が低くなったときには、骨からカルシウムが溶けだすのを促し、逆に高くなったときには骨への沈着を促します。

 

【ビタミンDの特徴】

ビタミンDは植物性と動物性の食品どちらにも含まれています。植物性のものは主にきのこ類に含まれ、動物性のものは魚介類に多く含まれています。

体内でのビタミンDの合成は、高齢者や子どもでは低くなっています。このため、日光浴がすすめられているのです。また、太陽の光をあまり浴びない人は、ビタミンDが不足しがちなので、積極的に食事からとるよう心がけましょう。

しいたけにはビタミンDの前駆物質であるエルゴステロールという「プロビタミンD」が多く含まれています。プロビタミンDは太陽の光を浴びるとビタミンDにかわります。

このため、天日干しした「干ししいたけ」の方が、生のしいたけよりもビタミンDが多くなっています。ただし、最近の干ししいたけは人工的に乾燥しているものが多いので、使う前に日光にあてるとよいでしょう。

このほか、いわしやさんま、さばといった青魚にも、ビタミンDが多く含まれています。

 

【こんな人におすすめ】

○アルコールをとる人

○太陽にあたる時間が少ない

○タバコを吸う人

○高齢者

○菜食主義の人

 

【ビタミンDが不足すると・・・】

○骨や歯がもろくなる

○筋肉がけいれんする

○動脈硬化のリスクが高くなる

 

参考 「図解でわかる!からだにいい食事と栄養の大辞典」 本多京子著

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