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卵巣がん2

卵巣がん 50代女性

病歴

平成9年8月に卵巣ガンと判明。セカンドルック手術※を行う。4カ月後の10年8月から抗ガン剤投与を再開。途中、抗ガン剤ショックで呼吸困難になり、3回目よりタキソールを使用。寛解して1年経過するが、12年に入り再び腫瘍マーカーが上昇。タキソールを投与するが効果がなく、再度ショックを起こした薬を投与。2回目に発作を起こす。この頃からアガリスを飲みはじめる。同時に量を減らしてタキソテールを投与。昨年11月より寛解。

体験レポート
病気になる前の生活を取り戻すために、アガリクスを飲む

まさかこんなに長く闘病するとは

平成9年の6月下旬、おなかがはってきたが、中年太りだと気にもしなかった。母と姉がガンで若くして亡くなっているため、毎月定期検診を欠かさず、年に2回は胃カメラを飲んでいたからだ。しかしおなかはふくれるばかり。医師に相談したら、エコーをとる途中から顔色が変わった。そのまま婦人科にまわされ、検査の結果は卵巣ガンと告知された。悩む間もなく抗ガン剤が投与され、副作用に苦しむ日々が始まった。入院、検査、告知、抗ガン剤投与、手術、抗ガン剤投与と続いて退院したときには、65㎏の体重が43㎏まで落ちていた。歩くこともできないほどに衰弱していたが退院させられた。しかしこのときはまだ「これで治る」という希望があった。
というのは、桜木さんの長女はその前年に悪性リンパ腫になって抗ガン剤投与を受け、この時点で寛解していたからだ。
しかし桜木さんのガンは居すわり続けた。「まさか、こんなに長く闘病するとは思いませんでした」と嘆息する。

ふつうの生活をしたい

手術前の検査では3200もの数値を示した腫瘍マーカー(正常値は100下)は手術後若干下がったが、治癒したという状態ではなかった。再び抗ガン剤投与が始まったが、1クール(1カ月に1週間、6カ月間投与する)の途中で抗ガン剤ショックを起こす。体中に湿疹が出て涙が止まらず、息ができない。あと数分処置が遅れたら呼吸困難で命を落とすところだった。そこで抗ガン剤をそのとき出たばかりのタキソールに変えて投与。体質にあったのか、その後1年小康状態を保った。しかし再び腫瘍マーカーが上がる。タキソールが効かなくなってきたため、ショックを引き起こした抗ガン剤に変更。いちかばちかの賭けだった。1回目はなんとかクリアしたが、2回目にショックを起こす。今度は量を減らしてタキソテールを10カ月間投与し、現在小康状態にある。とはいえ、まだ半年ほどしかたっていない。アガリクスは賭けに出た頃から飲みはじめた。悪性リンパ腫にかかって7年間再発していない娘が勧めてくれた。正直いって、タキソテールが効いているのか、アガリクスが効いているのかわからない。今はただ、「ふつうの生活をしたい」と切に願っている。

その時家族は

平成9年に発病して以来、平成11年と今年の半年間を除く5年近く抗ガン剤を投与し続けている。家事に支障が出るからと、投与期間の1週間だけ入院するが、その間は嘔吐と発熱に苦しむ姿を見せたくないと家族の面会を断っている。しかし、タキソールの強烈な副作用で歩けなくなったときなどは夫が入浴介助をしてくれたり、味覚障害で食事づくりができないときは同居している長女が手伝ってくれるなど、家族のバックアップが心強い。

※セカンドルック手術:
卵巣ガンで腫瘍が大きすぎて手術ができなかったり、腫瘍が内臓にパラパラと散る播腫状態のときに行う方法。抗ガン剤を投与して腫瘍を縮小させたり、あるいは散った腫瘍を固めるなどしてから手術を行い、さらに手術後に取り残しのガン細胞をたたく目的で抗ガン剤を投与する。

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