脳腫瘍

脳腫瘍 40代男性

病歴

平成14年9月脳外科を受診。脳腫瘍と診断されて、即日入院。約6cmの悪性と良性が入り交じったタイプ、主に前頭葉左側、脳幹にあることがわかった。10月に手術。うまくいかず、その後放射線を28回かける。効果なく、わらをもつかむ思いで、12月よリアガリクスを飲み始める。1月22日に前頭葉部分の腫瘍の切除手術を受ける。後遺症も残らず成功。4月に退院。徐々に、残っていた腫瘍が固まり縮小。現在はアガリクスのみ。

体験レポート
生死を賭けた手術を経て大きく成長した

前頭葉・脳幹など脳の重要な器官に腫瘍が

「ずいぶん前から吐き気や食欲不振があったようですね。社長に就任したばかりで、気にするヒマがなかったのでしょう」と語るのは母親の伸子さんだ。
結果は脳腫瘍だった。即日入院して検査したところ、前頭葉に6㎝ほどの腫瘍があることがわかった。すぐに手術したが、開頭と同時に腫瘍が吹き出し、一部切除して中断。これ以上の手術は無理と判断され、放射線をかけたが、効果はなかった。
脳腫瘍は腫瘍のある位置によって、手術をしてとり除くと、障害が残ることが多々ある。そのため、この頃はまだ、義夫さんに病状に関する詳しい話をしていなかった。
しかし、義夫さんが入院していた病棟は”先の見えない”重症患者が多く、義夫さんの病気が重いことは一目瞭然だった。ある日、義夫さんは「毎日誰か上に上がっていくんだよ」と伸子さんにいった。上の階には霊安室がある。確かに、このままでは上の階に行く可能性は高い。伸子さんは胸が詰まった。
義夫さんは医師に詰め寄った。「まだ小さい子どもがいるんだ。本当のことをいってくれ」。
医師は悲痛な叫びにうたれ、手術による障害の可能性に関しても正直に話したが、「決して障害が残らないようにする」と約束し、義夫さんも医師を信じた。平成14年1月22日に2度目の手術にチャレンジした。

残っていた腫瘍が縮小した

手術は大成功し、何の障害も残らなかった。だがまだ腫瘍は残っていた。形を成さず流れるような腫瘍や、呼吸など命に関わる中枢であるためいじることのできない脳幹にも腫瘍があった。アガリクスは13年の11月末から飲み始めた。退院したのは4月。それからすぐ、形を成さない腫瘍が固まり縮小していることがわかった。医師は「抗ガン剤も投与していないのに不思議だな」と首をかしげていたという。「私も、20年ほど前に乳ガンの手術を受けています。Ⅲ期Aでリンパ節転移もありました。手術後に霊芝を刻んで煎じて飲みました。キノコがガンに効くことを知っていたんです」(伸子さん)。
命か障害か、究極の選択を迫られる脳の手術を経て、義夫さんは成長したという。伸子さんはいう。「神経質なので告知できなかったのですが、医師を信頼してまかせると、意外にもケロッとしていました。考えてもしょうがないと腹がすわったんでしょう。辛い体験をした分、大人になりました」。

その時家族は

感覚器官を司る前頭葉に腫瘍があることが判明したとき、子どもはまだ中1と小2。父親の後を継いで社長に就任して2年目。家族は声を失った。手術が成功しても両手足のまひ、失語症は避けられない。真実を話すことができなかった。しかし本人は知る必要があった。「子どもがまだ小さい。本当のことを話してくれ」。悲痛な叫びは医師の心をゆさぶった。決して後遺症を残さないと約束。家族も闘うのは本人なのだと確認したという。

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